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癒しの精油~眠れないあなたのための処方せん

みなさんこんにちは、日に日に寒くなっていく世界に絶望しているまーやです。

今日は前回の推し香水作りの続きを……と言いたいのですが、夜眠れず悩む女性へ贈る香水を作ったので今回は、そのレシピをご紹介したいと思います。

 

 

その前にまずは自己紹介を。

まーや 33歳 子ども二人(6歳、4歳) 夫の4人家族

好きなことはお菓子作り、ゲーム、推し活、精油香水作り、読書

苦手なことは掃除、片づけ。

おおざっぱで面倒くさがり、テキトウな性格。可もなく不可もない人生を歩んできたつもり。医療業界から介護業界へ、その後保育業界へ、現在は保育園にてフルタイムで働いています。

 

 

 

眠れないあなたのための処方せん

みなさんはピローミストをご存じですか?

ピローミストとは枕元に吹きかける香りのミストのことです。ピローは枕のことですね。香りを取り込むことで、安眠効果を得られる安眠グッズの一つです。

 

そもそもどうして香りを取り込むと安眠に繋がるのかと言えば、嗅覚が香りを感じ取ると大脳へ伝達し、その後自律神経やホルモンバランスを司る視床下部へと伝わり心身に影響していきます。自律神経のコントロールやホルモンバランスをとる視床下部を刺激することが癒しの作用に繋がるのです。

ゆっくりと眠りにつきたいのなら、鎮静効果のある香りを。勉強に集中したいのなら、目が覚めてしゃっきりとした気分になれる集中力の高まる作用のある香りを。

その時々によって使い分けることでより効果的な作用を得られることができます。安眠したいのに、目が覚める香りを用意しても安眠効果は得られませんからね。

香りってすごいですよね。私もいつもお世話になっています。

 

今回は安眠効果が得られる香水作り!(効果には個人差があります。万人に保証されたものではありません)

 

ピローミストと香水って違うじゃん!とお思いの方、いらっしゃると思います。本来であればピローミストを作る予定だったのです。ええ。ですが残念なことに容器の搬入が間に合わず……。アロマ香水でお試しいただこうと思います。ピローミストもいつか必ず作りますよ!大丈夫!

必要な素材はちょっと違いますが、同じ効果を実感いただけるかと思います。むしろ香水のほうが精油を使う種類を増やせるので、香水のほうがより実感できるのでは……?(これも個人の意見ですが)

さて今回は眠れない方のための処方せんとなるので、必要な精油は下記の通りです。

 

無水エタノール      10ml

スイート・マージョラム  5滴

ジャスミン        1滴

ベルガモット       5滴

オレンジ         5滴

クラリセージ       4滴

ガラスアトマイザー     10ml用

 

では精油の紹介をしていきますね。

 

スイート・マージョラム

シソ科 抽出部位 乾燥花  香り ハーブ系

ノート ミドル

ブレンディングファクター 3~4

緊張感や不安感を緩和し、自己抑制を保ち深い眠りを誘ってくれる。オレンジとの相性抜群。スパイシーさのなかにほのかな甘みが感じられる香り。

 

ジャスミン

モクセイ科 抽出部位 花  香り フローラル系

ノート ミドル~ベース

ブレンディングファクター 1

自信を喪失したり心配事が重なる時には心から気分を盛り上げてくれる。

妊婦への使用は禁止です。

 

ベルガモット

ミカン科 抽出部位 果皮  香り 柑橘系

ノート トップ 

ブレンディングファクター 4~6

光毒性あり

落ち込んだ気分を前向きにしてくれ、ストレスやフラストレーションから解放してくれるすがすがしい香り。

 

オレンジ

ミカン科 抽出部位 果皮  香り 柑橘系

ノート トップ

ブレンディングファクター 4

甘く爽やかな香り。ミカン実物よりも甘く感じる。気分が塞いでいるときや落ち込んでいるときなどに効果を発揮する。またリラックス効果が高く不眠へよく効きます。

皮膚を刺激するので肌への使用後12時間は紫外線を避けましょう。

 

クラリセージ

シソ科 抽出部位 開花時の先端部分  香り ハーブ系

ノート トップ~ミドル

ブレンディングファクター 2~4

ストレス過多の現代人へ。この一言に全てが集約されている。女性の強い味方。生理痛やPMSにも良い。

鎮静作用が強いので車の運転前の使用は不可。

妊婦、生理中の使用は不可。

 

 

 

精油については以上の通りです。

さらに詳しく解説していきましょう。

 

香り

一般的な精油の香りは7つに分類されます。

柑橘(シトラス)系、ハーブ系、スパイス系、花(フローラル)系、エキゾチック系、樹木(ウッディ)系、樹脂(レジン)系の7つです。同じタイプの精油は香りの印象が似ているのでブレンドするときも相性がぴったりです。ブレンドの参考にしてください。

 

 

ノートとは?

精油の揮発度を表します。

 

トップノート 立ち上がりが早く30分~2時間ほど香りが持続する

ミドルノート ゆっくりと立ち上がり2~6時間ほど香りが持続する

ベースノート 6時間~数日ほと安定して香りが持続する。

ノートの異なる精油ブレンドすることによって香りの変化を長く楽しむことができます。

 

 

ブレンディングファクターとは?

香りの強さを表す数値です。1が最も香りが強く数字が大きくなるほど香りが弱くなります。精油ブレンドする場合は、数値の小さい精油は少なく、数値の大きい精油を多めにするとバランスが良くなります。

 

精油ブレンドする際には、ノートとブレンディングファクターを参考に計算してください。

 

 

今回のレシピでは、柑橘系の香りが好きな方でしたので、柑橘系と、それに合う精油のチョイスです。

まず最初に香るのがオレンジとジャスミン。その後、薄くベルガモットの香りがします。2時間後くらいからクラリセージ、スイート・マージョラムで支えつつ、起床時にはうっすらとジャスミンの香りが残っている、と云った感じに仕上げています。

私はお布団に入ったら即寝てしまうので効果を実感できているか分からないのですが、柑橘系の良い香りに包まれて幸せな気持ちで眠ることが出来ました。

作った香水は使う前に優しく振って攪拌してください。時々分離していることがあるので。

手作りの香水は時間が経つごとにマイルドな香りになるのが特徴です。同じ香水でも昨日とは違う優しい香り……。素敵ですよね。

 

みなさんもぜひお試しください♪