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癒しの精油~香水レッスン1

みなさんこんにちは。キャンプ場より愛をこめて、まーやです。比較的暖かくて安堵しております。今日は小川原湖畔キャンプ場に来ています。すごい波の音で目が覚めました。暴風でも来ているのかと思ったらいい天気……。波打ち際の喧騒を知ったひと時でした。

突然ですがみなさん『魔道具師ダリアはうつむかない』という小説をご存じですか?いわゆる転生モノなんですけどチートはなくって、婚約破棄から始まるけれど悪役令嬢モノではない。自分の力と周囲の助けでコツコツ頑張って成長していく……そういうお話です。私が今一番応援している作品で、物凄く良いお話です。きっといつかアニメ化するなぁ、と思うほどに。というかアニメ化してほしい。

小説を読むのが苦手という方にはコミカライズもありますので、ぜひそちらを試してみてはいかがでしょう?そして沼っていただければ嬉しいです。沼の底よりお待ちしてますよ!

 

楽天ブックス 『魔道具師ダリアはうつむかない』

さて今日はそんな『魔道具師ダリアはうつむかない』から、ダリアちゃんの香水を作っていこうと思います。

 

 

 

その前にまずは自己紹介を。

まーや 33歳 子ども二人(6歳、4歳) 夫の4人家族

好きなことはお菓子作り、ゲーム、推し活、精油香水作り、読書

苦手なことは掃除、片づけ。

おおざっぱで面倒くさがり、テキトウな性格。可もなく不可もない人生を歩んできたつもり。医療業界から介護業界へ、その後保育業界へ、現在は保育園にてフルタイムで働いています。

 

 

 

前回推し香水作りでは市販の香水レシピがあり、そのレシピを使って、香水作りの基礎を解説しました。今回は全くレシピのない状態で、精油を厳選するところから解説をはじめていきたいと思います。すこしでも皆さんの推し香水作りの参考になればと思います。もしこのブログで紹介した香水やレシピを気に入っていただけた方で、推しの香水レシピを一緒に作って欲しいという方がいらっしゃったらコメントをお寄せ下さい。一緒にレシピを作っていきましょう!

とはいえ私はその道のプロではないので、有名な香水店のようなプロ仕様を期待されると若干困りますが……一緒に楽しみたいという方いらっしゃったらぜひ♪

 

まずは推しのイメージを鮮明に思い浮かべる!

 

今回はダリアちゃんでいきますので、ダリアちゃんを鮮明に思い浮かべましょう。

髪は赤色で、目は緑。女性で細身。最初は眼鏡をかけていましたが、今は神殿で治療したので裸眼です。私服には無頓着……というより魔道具師という職から動きやすいものを好んでいたので、ダサめの服しかありませんでしたが、今は商会長として立場にあった洋服をきています。年上の男性からの厳しい忠告にも聞き入れる素直さがあり、生産職ならではの好奇心旺盛さがあります。そのせいか後先を考えない若干の無謀さがあります。困っている人を見ると手を差し伸べる性格は『やさしさ』とも『おせっかい』ともとれます。そしてダリアちゃんといえば『スライム』でしょう!素材としてスライムを使い過ぎて、一部呪いのようなっています(笑)魔道具師はどちらかというと男社会なので、女性で活躍するダリアちゃんは割と稀有な存在です。婚約破棄をした経緯から恋愛はまっぴらだと思っていて、魔道具師として生きていく道を選び、実直に進むひたむきさがあります。そして食べることが大好き!ワインも好き!お酒好き!

このお話は一部飯テロが含まれているので、深夜に読むことは推奨しません。お腹が減ります。

 

どうでしょうか。小説からのダリアちゃんの私なりの解釈でした。

香水作りの時はこんな感じで推しのパーソナリティから精神性なども含めて考えていきます。

そして解釈をもとに精油を選んでいくのですがその前段階として、イメージからの方向性を決めましょう。

 

 

香りの方向性を決めよう!

イメージカラーは橙よりの赤。男の世界に咲く一凛の花!

香りはフローラル系で、だけれど濃厚という感じでもなく、優しく、ふんわりとしたイメージですね。恋愛はまっぴらだと言うところから、女性向けではなく、中性的。シトラス、あるいは落ち着いたグリーン系。

女性というよりも、若々しさを前面にだして、されど女性であることを忘れさせない。甘すぎず、そっと寄り添う感じがダリアちゃんらしい。――私なりの解釈です。

 

 

精油を選ぼう!

今回イメージした方向性から、選ぶべき精油が見えてくると思います。

今回選んだのは、シダーウッド・サンダルウッド・ベルガモットジャスミン・ラベンダー・サイプレス・カモミールローズマリーゼラニウムです。

 

私は精油で香水を作る人間なので、合成香料は使いません。なので、ホワイトムスクやアクアなどの合成香料は使わないので、それに近い香りを精油で表現していくことになります。偏りが出てしまうのは仕方のないことと思って割り切ります。

 

ブレンディングシートを作ろう!

さて精油を選んだら、ブレンディングファクターやノートを参考にしながら、ブレンディングシートを作りましょう。選んだ精油をトップ・ミドル・ラスト(ベース)に当てはめていきます。

 

トップ ベルガモット

ミドル カモミールローズマリーゼラニウム・ラベンダー・ジャスミン

ラスト サンダルウッド・シダーウッド・サイプレス

 

シートを作ったら次にどの精油をどれくらい入れるかを考えます。比率がトップ・ミドル・ラストで15%・70%・ラスト15%というのは以前にもお話しましたよね。その比率を思い出して下さい。

今回はトップの柑橘系が一種類なのですこし弱いのですが、推し香水は目的の香りを作るまでに何度も試行錯誤することになります。なので初回の今回はこのレシピでいきます。

 

配合比率は無水エタノール10mlに

トップ ベルガモット(4滴)

ミドル ラベンダー(2)・ゼラニウム(4)

    ローズマリー(1)・ジャスミン(2)

    カモミール(3)

ラスト サンダルウッド(2)

    シダーウッド(1)

    サイプレス(1)

といった仕様になります。

 

 

 

 

 

さて調香のお時間です。作ったら1週間は時間を置き、精油成分を馴染ませたいのですが、私は待てない!!(笑)

では早速!……

 

ちょっとツンが足りないかも?
全体的にフローラル系でまとまっていますが、ジャスミンゼラニウムが多すぎたかもしれません。ジャスミンゼラニウムをへらしてローズマリ―を増やし、ライムを足して、サンダルウッドを減らしてみてもいいかもしれません。

15分経っても甘みが強いので、やはりジャスミンが多かった……!いっそのことジャスミンを無くしてローズにかえてよいかもしれません。

 

自作推し香水の良いところは納得いくまで何度も作り直せるところ!今回は残念ながらダリアちゃんとは少しばかり遠かった気がします。出来上がったら追記でのせますね。

 

 

香水作りをしていると、理科の実験を思い出してわくわくします。とはいえ私の小学校での理科の実験は、実験らしいものは無く、ほとんど先生の実験を見学しているだけで終わりましたが。

体調や不調によって、精油を選ぶ処方せん作りも面白いですが、精油の効果や効能を無視して、単純に香りを楽しむ香水作りもまた面白いものです。皆さんもぜひ、素敵なアロマライフをお送りください!